中小企業診断士資格のことを、英語で何と言うのでしょうか。
公式見解はSMEC
近年では、日本においても英文名刺や英文履歴書を作る機会が増えてきましたから、中小企業診断士の英語表記に悩む方が続出しています。
当局である中小企業診断士協会の公式見解は、「Small and Medium sized Enterprise Management Consultant (SMEC)」です(こちらを参照)。ただ、これだと国家資格というニュアンスが十分に伝わらないし、冗長でもあり、少々残念な感じがします。
また、資格取得に求められるカリキュラムも高度化し、中小企業向けとはとても言えない項目(例えば事業部制・カンパニー制など)も含んでいますから、敢えて「中小」とつける必要はないと思われます。
揺らぐ英語表記
なお、公的機関による表記にも様々なものが利用され、ゆらぎが発生しています。
<中小企業庁>
・Registered Smaller Enterprise Consultant
・Small and Medium Enterprise Management Consultant
<中小企業診断協会>
・Small and Medium Enterprise Management Consultant
・Small and Medium sized Enterprise Consultant
・Registered Management Consultant
<東京都中小企業診断士協会>
・Small and Medium Enterprise Management Consultant
資格の信頼性を高める英語訳
本来的にはどのような名称が望ましいでしょうか。
筆者の個人的な見解ですが、当局により認定されている趣旨が伝わり、また簡潔な名前に改称されることが望ましいと考えています。具体的には、以下のようなものが良いと思います。
・「Registered Management Consultant」
・「Certified Management Consultant」